帰る場所のない子どもたちが安心して暮らせる避難場所:千葉の子どもシェルター帆希 (ほまれ) ウェブサイト
「子どもシェルター」って?
ご支援ください
子どもシェルターは、虐待や暴力、貧困などの様々な理由で居場所を失った子どもたちの緊急避難場所です。
今日帰る場所が無い、行く場所が無い、家に帰ることができないという子どもたちには、温かい食事と安心安全な居場所が必要です。
子どもシェルターでは24時間体制で大人が子どもたちに寄り添い、弁護士、臨床心理士、医療関係者など様々な分野の専門家が連携しながら、子どもたちの抱えている課題に対処し、今後のことを一緒に考えていきます。
現在、千葉の他、東京、神奈川、愛知、京都、和歌山、新潟、広島、岡山、福岡、札幌などの各地域で設立、運営されており、この他にも現在、全国各地で開設に向けて準備が進められています。
子どもシェルターは、平成23年には厚生労働省通達により正式に児童福祉法上の『児童自立生活援助事業』のひとつとして位置づけられ、今後ますますの発展が期待されています。
子どもセンター帆希が運営しているシェルターは「はるつげ荘」
私たちが、この家をシェルターに使わせてもらおう!そう決めたとき、青空の下、季節外れのウグイスが一声鳴きました。
ウグイスの別名「春告鳥」。シェルターに入所した子どもたちに、人生の春の訪れが来るようにと願いを込めて「はるつげ荘」と命名しました。
生活支援スタッフさんの明るい笑顔あふれる温かい家です。
子どもシェルター「はるつげ荘」
対象 おおむね15〜19歳の女子
定員 6名
利用料 原則無料
利用期間 おおむね2ヶ月
※住所やシェルター詳細は非公開です。
「自立援助ホーム」って?
自立援助ホームは、なんらかの理由で家庭と離れた子どもたちの暮らしの場です。施設は、子どもが職場や学校という子どもそれぞれの居場所に居続けられるように支援します。
子どもセンター帆希は、子どもシェルター「はるつげ荘」を運営してきました。シェルターに避難した子どもの多くが高校や大学などに在籍していましたが、退所先が見つからず、学校を諦めなければならない子もいました。学校という大切な居場所を守りたい、そんな思いから、自立援助ホーム「かぜまちの家」を開設することとなりました。
帆希の自立援助ホーム「かぜまちの家」
子どもセンター帆希が運営している自立援助ホームは「かぜまちの家」
私たちが開設する自立援助ホームは、冬の風雪に耐えながらも、春の暖かい風を待ちきれないかのように咲きほこり、私たちの心を和ませてくれる梅の木の別名「風待草」にちなみ、子どもたちにとって今は逆風でも、風向きが変わり順風になり、やがて帆に風を受けて船出をするときを待ち、そのときに備えて力を蓄えるための港のような存在でありたいと願い、「かぜまちの家」と命名しました。
かぜまちの家は、JR総武線、京成千葉線のいずれも利用できる場所にあります。千葉県内だけでなく、都内の学校にも通学が可能です。
かぜまちの家は株式会社ダイユウホーム様による建築です
高い天井、明るい壁紙、子どもたちの生活動線に配慮した間取りなど、子どもたちの生活を豊かに支えてくれる素敵な家を建てていただきました。
自立援助ホーム「かぜまちの家」
所在地 千葉市稲毛区
対 象 女子(主に高校生、大学生などの学生)
定 員 6名
利用料 家賃、食費、水道光熱費などの利用料は月額3万円
状況に応じて、相談の上、減額又は免除することがある