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帆希とは

帆希(ほまれ)は、困難を抱えた子どもたちが安心して身体と心を休め、自立に向けて力を蓄える場所(シェルター等)を提供しています。

困っている子どもたちの「今」を助け、子どもたちが将来に「希望」を抱くことができるように専門知識を持ったおとながサポートしています。

   

帆希の想い

子どもたちにとって、
社会という大海の中で休むでありたい
子どもたちを
優しく後押しするでありたい
子どもたちが
前へ進むためのでありたい
子どもたちに
希望を与えたい。
子どもたちに
誇り(ほまれ)を持ってもらいたい

理事長あいさつ

こどもたちの「今」を支えたい

NPO法人子どもセンター帆希は、子どもたちに安心安全な居場所を提供したいという気持ちを有する千葉県の関係者が集まって2014年に設立した団体です。一時休止した時期もありましたが、設立した年から子どもシェルター「はるつげ荘」を、2021年からは自立援助ホーム「かぜまちの家」の運営を中心として活動しています。十代後半の女の子たちの一時的・中長期的居場所として、一定の役割を果たしてきました。

「帆希」という名前は、千葉県の子どもたちを帆船に見立てて、嵐のときには船を休める港になり、力を回復したら大海原に出ていく後押しをする風になりたいという私たちの想いが込められています。

少子化は加速し、子どもの数は減り続けているにもかかわらず、児童虐待の相談対応件数は増加の一途をたどっています。国や県、市町村の児童虐待対策は年々充実してきていますが、子どもが安心して生活をできる場所は増えているとは言えません。特に、性虐待や心理的虐待、教育虐待は、十代後半にならなければ、発見されないことが少なくありません。子どもたちが成長し、自分の状態を語れる言葉を獲得して初めて「助けて」というメッセージを私たちは聞くことができます。

「助けて」「つらい」というメッセージがたとえ私たちに届いたとしても、成人年齢である18歳に近い子どもたちや成人となった人たちに示せる選択肢は残念ながら、あまり多くありません。

帆希を利用する子どもたちに私たちができるのは、毎日の食事や暴力のない環境の提供、そして、子どもたちの声にできるだけ耳を傾けることぐらいです。私たちは、子どもたちの「今を支える」ことぐらいしかできません。けれども、「今を支える」ことを積み重ねることで、子どもたちの生きる力を回復させ、大海に船出する準備ができると信じています。

10周年を迎えていま、これまで適切な支援がなく、独力で嵐の中を生きのびてきた子どもたちが少しでもほっと一息つける、「今を支える」居場所を作っていければと思っています。

引き続き、皆様のご支援よろしくお願いいたします。

2024年1月
特定非営利活動法人子どもセンター帆希
理事長 後 藤 弘 子

応援メッセージ

子ども達の涙を笑いにかえる魔女になりたい。

弁護士/渥美 雅子 先生

朝一番、新聞を開くのが怖い時がある。今日もまた何かあるのでは…と胸騒ぎがする。子捨て、子殺し、虐待、ネグレクト等々。その日は父親が幼児の首に犬の首輪をつけ、室内を動きまわれないよう綱に結んでいた、という事件が報道されていた。
何という父親!こういう父親なら居ない方がいい。親は無くても子は育つ。前々から私は社会の中に<親は無くても子は育つシステム>を作らなければ、と言い続けてきた。
勿論、公の児童福祉施設はある。里親制度もある。けれど、もっと手近に、もっと緊急に、子ども自身が<助けてぇ>と飛び込める場所がほしい。その為には女性向けのDVシェルターのような民間の施設と、受け入れ可能な人的体制を作らなければならない。
そして子どもの叫びをそこにつなぐ地域の連携が必要だ。今回、千葉に「NPO法人子どもセンター帆希」ができたことはその画期的な第一歩である。
私たちひとりひとりはその応援団になりたい。地域を結ぶ絆になりたい。未来に向けて、子ども達の涙を、笑いにかえる魔女になりたい。

信じるに値するおとなたちがいる。

NPO法人虐待から子どもを守る支援ネットワーク
ちば理事長/ ちば心理教育研究所所長
光元 和憲

親が信じられないとしても、世の中には信じるに値するおとなたちがいる。このことが子どもたちに実感できる場になることを願っています。子どもシェルター帆希を応援します。

「エール」を、送ります。

児童養護施設 ひかりの子学園
園長 西網 覺雄

他人の心を思いやる優しさは、あの人が今、何を考え、何を欲しているのかを悟ることができる。でも、優しさだけでは、生きていけない。多くの追い風が、欲しい。共に、支え合い・励まし合っていきましょう。

幅広い皆様のご支援を。

千葉県児童福祉施設協議会
会長 友田 直人

子どもの緊急避難シェルター「帆希」にご支援をお願い致します。私ども協議会も、行き場のない子ども達の命を守る、シェルター帆希を応援しています。幅広い皆様のご支援を要請します。

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